佐賀県唐津市呼子～ 小川島東テトラ

西の波止の突端か、それとも東のテトラ突端か、どちらにしようかと迷いながら、
呼子8時発、定期船そよかぜに乗り込む。

日曜とあって、１０名近い釣り客が乗っている。
西波止突端は、この時期、チヌの型も数も文句はない。
しかし、先客が入れば、竿は出せない。

一方、東のテトラは、瀬渡し船の釣り客も多い。
フカセの客なら、３～４人までは竿が出せるが、カゴ釣り師がいれば、アウトだ。
ここは、型はイマイチだが、チヌ、クロ、マダイが当たる。魚種も豊富だ。

そうこうしているうちに、小川島に近づいてきた。
西波止は先客がいた。
東のテトラは空いていた。
ということで、東のテトラへ。。。

ここは、約７０～８０ｍのテトラポッドを先の方へ渡っていかなくてはならない。
足場は良くない。ひたすら歩いていく。ひたすら。。。

後ろをみると、こんな感じだ。
右手には、岳ノ下が見える。
一歩足を踏み外すと命がない！

ようやく、突端へ到着。

ここまで来るのに、もう汗びっしょり！
いい運動になったわい！

ここは、瀬渡し船でも連れてってもらえるが、なんと５０００円だ。
こんなとこに５０００円も払いたくない。

さて、さっそく、釣り開始。
中潮の下りの上げ潮だ。
本流は、屋形瀬方向へ、ガンガン流れていく。
この本流は正直、小潮周りが一番釣りやすい。
しかし、テトラから１ｍ先の潮は加部島へじわりじわりと動いている。
この潮で、よく、中型クロが食ってくる。

さて、実釣開始。撒き餌をうつと、アブッテカモのおでまし。あとはベラ、ベラ、ベラ。
えさとりのトータルリコールだ！

しかし、
４投目で、ウキがまっさかさまに、沈んでいく。１～２秒ほどためこんで、
合わせを入れる。さお先にのってきた！クロか！？
いや、違う。
浮いてきたのは、４２ｃｍのチヌだ。
やっぱり、ハリがかりがイマイチだね～。

この後、４０ｃｍ近いクロが釣れたが、
活かしドンゴロスのチャックを閉め忘れていて、いつのまにか、海中へ。。。
生かしてもって帰ろうとした、私がバカだった。。。。
せっかく釣れたのに。久しぶりのクロだったのに。

昼を過ぎて潮止まり。ここは、下げは食ってこないので、14時の納竿でフィニッシュ。
１５時20分の定期船で帰港。
いろいろあったけど、低料金で楽しかったよ。

（注）小川島東テトラ釣行の際は、必ずライフジャケットを着用しましょう。
　　　地元の人の話で、釣り客が海へ落ちるのを目撃されるそうです。
　　　また、テトラのすきまに落ちて、両足を骨折された方も多々おられるそうです。
　　　
　　　自信が無い方は、瀬渡し船のご利用を強くおすすめします。