葉隠太公望

男闘呼釣り石鯛

長崎市 蚊焼沖 黒島~ロクロ

玄海沖水温10.8度

長崎西部沖水温14.8度(第七管区公表)。

こうも、海水温が低すぎると、呼子沖は食いが悪いでしょうね。

久々に気温も上がり、野母崎方面へも行ってみるかと思ったが、

天候が怪しい。

三つ瀬瀬渡し船 光隆丸は、朝6時半に出港するといううが、

えびす丸は、出港しないという。

確かに、この時期は、あびき波が怖い!!

何回かに一度、大波のようなバカ波(あびき)がおしよせることもよくある。

春一番の知らせという人もいるが。。。


そういうことで、安全釣行を考え、今回は、

長崎市蚊焼黒島 瀬渡し船 海斗丸(絵美水産:高比良船長)にお世話になった。

いつも、思うが、実に感じのいい船長だ。

行きたい時に電話すれば、いつも、連れてってもらえます。

渡船料金は2000円で安い!



船長の情報では、「クロはパッとせんけど、チヌの釣れよるばい。」

とのこと。



黒島、ここは、蚊焼沖にあり、西に飛島、北西に伊王島、そして、南西には、軍艦島が見渡せ、

黒島を中心に、テトラポッド、ウノセ、小ロクロ、ロクロ、トンノクソ、ネア、一番沖にネアの沈み

があり、独立群礁をつくっている。

クロのレギュラーサイズは、足の裏サイズである。時折、大ダイ、巨チヌが釣れる事もある。






本日は、ロクロを選んだ。船長は、ネアがいいと言うが、3人のお客さんがのっており、

よく、噂を聞くロクロでいいと思った。



ロクロの釣座



朝10時竿出し。天気は曇りだが、気温は19度。暖かい。

ロクロは基本、水深が浅く、棒ウキ、タナ竿一本からはじめる。

潮の流れは、一定しない。右に流れたり、左(沖のほう)に流れたりと。。。

12時過ぎたころだろうか、

棒ウキが、水中に消しこんでいたことに、気づく。

すぐに、あわせを入れると、竿を持っていかれるような強烈な当たりだ!!


竿の弾力でためて、ためて、こらえたが、

ゴムが切れたように、竿先が宙をまった。

痛恨のバラシ。

しかも、道糸ごととられ、ウキは海中に消え、

一瞬の出来事だった。

あれは、いったいなんだろう?

その後は、付け餌の頭でけがとられたり、勢いよく、ウキが消しこむものの、

ハリがかりしない状況が続く。。。


夕方ぐらいだろうか、

ウキが勢い良く消しこんだ。

アワセを入れる。

ガンガン下へ突っ込んでいく。

格闘の末、上がってきたのは

1.4キロの口太だ!




まさか、ロクロでこの型が釣れるとは。
恐れ入った。

結局、それ以降は、

当たりは遠のき、納竿。



テトラ、小ロクロ


帰りに、船長から、

「ネアで釣ってた人が、48センチのクロ釣りよった」と。。。


非常に、穴場的ポイント、蚊焼黒島!


また、私がばらした話をすると、

「それは、タイばい。先週、あんたの釣りよったポイントで8キロのタイのあがったとよ」という。


何が釣れるか分からないポイントだが、非常におもしろい釣行ができました。





以上、葉隠太公望ですた。